『ひとりでできるもん ~オトコのコのためのアナニー講座 りべんじ編~』前作を超えることができなかった解説書

『ひとりでできるもん ~オトコのコのためのアナニー講座 りべんじ編~』前作を超えることができなかった解説書
ひとりでできるもん ~オトコのコのためのアナニー講座 りべんじ編~


女性の快感を得れるという噂のアナルオナニー、通称アナニーの一大ムーブメントを起こした『ひとりでできるもん ~オトコのコのためのアナニー入門~
なんとその続編が出たということで買ってみました。

初代『ひとりでできるもん ~オトコのコのためのアナニー入門~』はあぶひゃくさんという方が書かれた本なのですが、この本が実にすばらしくよく出来てました。
アナニーに必要な準備、アナルで感じる仕組み、アネロス(エネマグラ)をはじめとした色々な道具の使い方。
それらを文章と漫画で上手くまとめた良書です。

もしこの本が無ければ僕もアナニーに手を出してなかったか、少なくともドライオーガズムに達してなかったはずです。
そしてこのアネドラblogはひとりでできるもんを読んで「僕がアネロスで知った快感をもっと広めたいから、アネロスに特化したブログを書こう」という事で始めたものです。
この本とあぶひゃくさんにリスペクトを持って始めました。

さて今回出た『ひとりでできるもん ~オトコのコのためのアナニー講座 りべんじ編~』ですが、なんと

とのこと。 
そして出版社からは誤植のお詫び文が出てたのですが、何か所も「アネロス」を「ア“ロネ”ス」と間違えまくってるという始末。
ちょっとこの時点で怪しいなって感じがしていました。

実際に買って内容を見てみるとこんな感じでした。

・アナニーの経験はあるけれどもあまり感じない人、満足してない人のための「りべんじ編」
・しかし内容はリベンジに関するものというより、初代の内容+ネットで拾ってきた情報+アネロス新作情報を少し加えた程度で目新しさは殆どなし。
・初代ひとりでできるもんは順序良く、さらに細かく分類分けされて初心者でも軽快に読めるように書かれていたが、りべんじ編は文章が長々と続くだけで読みづらい。まとめ不足。
・不自然なほどのアネロスの猛プッシュ。その割にアネロス製品ごとの違いの説明が少ない。またアネロスの使い方も初代ひとりでできるもんやネットの情報と大差ない。
・最後の「エナジーオルガスムス」の章も、某サイトにあるものを書きなおした程度で説得力を感じない。著者がエナジーオーガズムを本当に経験してないんじゃないか?というレベル。
・あとがきに「お薬を使わない」とか「前立腺初期化は危険」なども書いてますが、やはりどこかに書いていた情報の域を超えない。

もしこの本が世に出た初代アナニー本ならば評価されてたかもしれません。
また他の出版社から作られていたのであれば「あぶひゃくさんのような詳しい人がいないとやっぱり厳しいのかな」と思ったりもすると思います。

どうも今回の「りべんじ編」は、商売的に「ひとりでできるもんというタイトルを付けたほうが売れそう」というのと「名前を付けるからには“りべんじ編”みたいな名称を付けないと出版し辛い」みたいな思惑を感じました。
大変申し訳ないのですが今回の「りべんじ編」からはアナニーに対する愛を感じませんでした。

ただ「りべんじ編」という切り口は面白かったと思います。
アナニーにチャレンジしたけど思うように快感を得れない人は沢山いますし、アネドラにもそういう質問は多数届きます。
だからそういう内容の本が出れば喜ぶ人が多いはずです。
もし僕が「りべんじ編」を書くのであれば、

・過去に失敗した人がなぜ失敗したのか、初心者の落とし穴
・よくあるミスはなんなのか、見落としがちな点は
・ドライ到達者と未ドライの人の違い
・ドライにこだわらずまずはアナニーを通じて新しいオナニーをしよう
・よくある質問Q&A

などでまとめて初代は違う切り口で書いてたと思います。
読む側が何を求めているのか、アナニーについて何が分からないかという視点に立って書かれていないのがとても残念でした。

ただアナニーの本が出ると言うのはとてもいい事ですし、こういう本を通じて新しい快感を目指してくれたら、アナニー系ブログを作っている僕としても嬉しいです。
今回は酷評になってしまいましたけど、ぜひまた新しい切り口のアナニー本を出して貰えたらと思います。
まだ初代ひとりでできるもんを読んだ事が無い人は、まずそちらをどうぞ。

参考:アキバBlogさん『アナルでイクイクいっちゃう 「ひとりでできるもん オトコのコのアナニー講座りべんじ編」