

この記事では「アナルトリップ」という、男がアナルを使って気持ちよくなっている状態について書いています。
先日、このようなツイートをしました。
ドライオーガズム→射精せずにイク
アナルオーガズム→アナルでイク
アナルトリップ→アナルで気持ちよくなる『アナルで気持ちよくなる』という幅を広げた表現の方が入門しやすいと思う。アナルトリップの先にアナルオーガズム、ドライオーガズムがあるという考え方。
— アネドラ♂ メスイキ、ドライオーガズムの話ししてる人 (@ene_dry) July 23, 2019
アナルオーガズム→アナルでイク
アナルトリップ→アナルで気持ちよくなる
『アナルで気持ちよくなる』という幅を広げた表現の方が入門しやすいと思う。アナルトリップの先にアナルオーガズム、ドライオーガズムがあるという考え方。
上のツイートの話を深堀りし、「アナルトリップ」について説明をします。
これからアナルで気持ちよくなろうと思っている人や、アナルオナニーに興味があるという方にとって重要な考え方ですので、アナル初心者だった過去の自分に向けて書いています。
目次
「アナルトリップ」とは
まず、男性はオーガズムに捉われすぎているというのがぼくの考えです。
「男のオーガズム=射精する」ですが、アナルで気持ちよくなろうとするときも射精のような快感を追い求めすぎています。
ペニスでの刺激は「射精するor射精しない」の「1か0」の状態です。
一方でアナルの快感って言うのは、弱い快感から強い快感まで無段階で変化していくような快感なんです。
なので、アナルの気持ちよさっていうのは坂道のように上がっていく感じでもあり、射精というゴールがないのでどうやって気持ちよさを徐々に高めていくかという話になります。
そして「アナルトリップ」とは、そのアナルの気持ちよさに陶酔している状態であり、アナルの気持ちよさを集中して楽しんでいる状態です。
いわば「瞑想」に近い状態でもありますし、サウナや温泉の気持ちよさを全身で楽しんでいる状態に近いとも言えます。
今、アナルに起こっている感覚に集中して、その快感に陶酔している状態、それが「アナルトリップ」なんです。
オーガズムに捉われすぎない考え方
ぼくに届く質問で多いのがこういう内容です。
- どうやったらドライオーガズムできますか?
- アナルでイッてみたいのでやり方を教えてください
- アナルオナニーでイケないんですがコツはありますか?
上に書いたとおり、オーガズムにとらわれた考え方です。
そして、アナルでオーガズムを味わえないから、ぼくに質問をしている状態です。
アナルでの快感は先ほども書いたとおり、弱いものから強いものまで無段階で続くようなものです。
弱い快感であればアナル初心者でも楽しむことができるのですが、オーガズムに捉われてしまうと、最初からアナルで強い快感を得られないとなると上のような疑問が出てしまうというわけです。
でも、いきなり「オーガズムに達した!」と思える快感まで到達するのはむずかしくて、アナルの快感慣れするまでどうしても時間がかかります。
重要なこと:アナルで少しでも気持ちよくなれたらOK
つまりこういうことです
- どうやったらドライオーガズムできますか?→アナルで気持ちよくなっていることを実感してください
- アナルでイッてみたいのでやり方を教えてください→アナルで気持ちよくなっていることを実感してください
- アナルオナニーでイケないんですがコツはありますか?→アナルで気持ちよくなっていることを実感してください
どういう事かと言うと、アナルで気持ちよくなっている延長線上にオーガズムがあるわけです。
ということは、まず最初は「z」ということなのです。
そして、オーガズムに達しているかどうかではなく、アナルで少しでも気持ちよくなっている状態こそが「アナルトリップ」なのです。
「アナルトリップ」は色んなアナルプレイを試してみるだけ
「アナルトリップ」を味わってみたければ、アナルプレイを色々と試すだけです。
例えばこんな感じ。
- アナル系の風俗に行ってみる
- アナルオナニーを試してみる
そして、ここが大事なんですけど「はじめてのアナルプレイから、いきなり強烈な快感を味わう」っていうのはほぼ無理です。
勘違いしている人も多いですが、アナルでいきなりオーガズムに達する人って過去に経験があるとか、なんらかの才能でもない限り難しいです。
アナル初心者がいきなりオーガズムを目指そうとしても、時間が掛かりすぎて楽しくなくなって挫折するだけです。
なので、もっと大らかに捕らえてもらって、アナルで気持ちいい状態になること自体を楽しむ「アナルトリップ」という状態を知って欲しいということです。
「アナルトリップ」は継続すればどんどん気持ちよさがアップする
「アナルトリップ」とはアナルの快感に陶酔している状態のこと。
アナルオナニーにしろ、アナル風俗にしろそうなんですが、継続してアナルプレイを楽しむことでどんどん気持ちよさが膨らんできますし、アナルの気持ちよさで頭がいっぱいになります。
そのためには「継続」して楽しむことが大事です。
- 継続してアナルプレイを楽しむ
- アナルの気持ちよさに集中する
- イクことに捉われず、アナルの気持ちよさを味わう
上記の通りです。
ドライオーガズムを味わいために色んな情報を拾いすぎていませんか?
誰かにドライオーガズムの質問をしすぎていませんか?
それより大事なことは、アナルオナニーにしろアナル風俗にしろそうですけど、経験を積みながらアナルの気持ちよさに気づいていくことです。
「アナルトリップ」を楽しむ手順

それでは「アナルトリップ」の具体的な楽しみ方を説明します。
- 手順①:まずはアナルプレイを試す
- 手順②:「アナル刺激しているほうが気持ちいい」という感覚に気付く
- 手順③:アナルの気持ちよさに意識を集中する
という3つの手順で楽しみます。
技術的な話というよりも、アナルの快感に対する心構えの要素が強いです。
例えば温泉に入るにしても「お湯に何分浸かって、そのあと水風呂も入って、そのあと外気浴をして~」という技術論を学ぶのもいいですけど、それより大事なのは温泉自体の気持ちよさを味わうとか、非日常の空気を楽しむとか、その温泉から見える景色や自然を味わうという感覚が大事ですよね。
「いま、その時を、全身で味わう」
これが大事なんです。
手順①:まずはアナルプレイを試す
まずはアナルプレイを始めるところからです。
一番手早いのはアナル系の風俗に行くことです。
向こうもプロなので、こちらが初心者でも対応してくれますし、はじめてのアナルとなると何かを挿入するのって怖いかもしれませんが、安心して身を任せてしまいます。
お店や女性によって様々なプレイがあるかと思いますが、アナルプレイをまず試すということが大事です。
もし風俗にいくのが難しいという方であれば、アナルオナニーでアナルプレイを試してください。
一番のおすすめは「アネロス」という道具で、これはお医者様が作った前立腺マッサージ器なので、お値段は少し高めではありますけど品質が高くて、安全にアナルオナニーを楽しむことができます。
一人でアナルオナニーをはじめる場合は「アナル洗浄」を行ってからアネロスを挿入する必要があって、初めてのアナルオナニーはそのアナル洗浄で戸惑うこともあるかもしれません。
アナル洗浄はそんなに難しくなくて、数をこなして慣れれば大丈夫ですので、手軽にアナルプレイしたい方は↓の記事を読んで試してください。
手順②:「アナル刺激しているほうが気持ちいい」という感覚に気付く
アナルプレイをはじめて体感したときは、違和感のほうが強いと思います。
前立腺への刺激が初めてであれば前立腺はモゾモゾした感じしか味わえず、肛門を広げられる感じももしかすると恥ずかしさだったり「いけないことをしている」という感覚が出てくると思います。
それを続けていると「アナルを刺激しているほうが、アナルを刺激していないときより気持ちいい」という感覚に気付きます。
「アナル刺激しているほうが気持ちいい」という感覚が第一歩で、その一歩目に気付けた時点で「アナルトリップ」がはじまります。
そして「アナル刺激しているほうが気持ちいい」が「アナル刺激していると気持ちいい」に変わり「アナル刺激がないと気持ちよさが足りない」という風に、徐々にアナル性感の魅力にはまっていきます。
そのアナルの気持ちよさの感覚に気付くためには、アナルの快感に集中するという意識が大事になってきます。
手順③:アナルの気持ちよさに意識を集中する
最後は「アナルの気持ちよさに意識を集中する」です。
例えば
- アネロスを挿入していると前立腺に圧迫感を感じて気持ちいい
- アナルパールを挿入していると異物感が気持ちいい
- アナル性感で指を入れられている感覚が気持ちいい
など「気持ちいい」と気づいたことに意識を向けます。
そのとき「イクこと」を意識しないこと。
あくまでアナル内の快感に意識を向けて、その他のことを考えないようにします。
その他っていうのはペニスへの意識だったり、射精の快感だったりですね。
アナルの快感っていうのは最初は僅かで、アナル初心者のころは集中しないと見逃してしまうような気持ちよさです。
でもそれが「気持ちよさ」と気付くと、頭が徐々に快感を追い求めるようになって、アナルに起こるちょっとした感覚も「快感かも」って思い込むようになります。
アナル内はいろいろな性感帯がありますし、アナル道具の使い方だったり、アナルの筋肉の使い方で快感って言うのは変化するんですね。
その変化自体を集中しながら拾っていき、アナルの快感に陶酔するのが「アナルトリップ」の楽しみ方です。
まとめ「アナルの快感「アナルトリップ」とは?ドライオーガズムに頼らないアナルの楽しみ方」
「アナルトリップ」についてもう一度まとめておきます。
- 「アナルトリップ」とはアナルの気持ちよさに陶酔している状態であり、アナルの気持ちよさを集中して楽しんでいる状態
- 男性はオーガズムに捉われすぎている
- アナルでの快感は弱いものから強いものまで無段階で続くようなもの
- アナルで気持ちよくなっていること自体を楽しめばいい
そして「アナルトリップ」を楽しむ手順
- 手順①:まずはアナルプレイを試す
- 手順②:「アナル刺激しているほうが気持ちいい」という感覚に気付く
- 手順③:アナルの気持ちよさに意識を集中する
を紹介させて頂きました。
「アナルトリップ」のポイントは、アナルでイクことを目指すのではなくて、アナルの快感に意識を傾けてしまって陶酔してしまうことにあります。
いわば「瞑想」のようなもので、快感に集中して楽しもうというお話です。
男性は「射精」という見た目でも分かるイキ方があります。
それに捉われすぎて「アナルでイクか、イカないか」というゴールばかり見てしまい、気持ちよくなろうと変化しているアナルに注目できてないことが多いわけです。
アナルイキを目指すのももちろん楽しいですが、まずは「アナルトリップ」というものを知っていただいて、アナルの気持ちよさ自体を楽しんでいただきたいです。
いつも参考にさせてもらっています。
アナニーををはじめて約8か月ぐらいになりましたが、最近急に感度があがってきたといいますか、気持ちよさが加速して
いることを実感しています。
これもアネドラさんのおかげです。
なかなか前に進まなかった時期もあって、いろいろ悩んだ時期もありましたが、アネドラさんと自分を信じてほんとに良かったと思います。
この記事の本当の意味も、今の時点になってようやく分かったような気がします。
人の感じ方は千差万別で、アナルの気持ちよさを言葉にして説明することは本当に難しい、でもなんとかして伝えたい、そんなアネドラさんの気持ちも最近になって、僭越ながら少し分かるような気がしてきました。
アネドラさんの記事はどれもきちんと読み込めば、役に立つものばかりですが、特にこの記事が私は大好きで、バイブル的なものになっていましので、コメントさせていただきました。
これからも応援しています!
>キリンレモンさん
コメントありがとうございます。
おっしゃるとおりで快感を言語化するのって難しいし、それを再現して貰うのってむずかしいんですよね。
なのでキリンレモンさんのように感謝の言葉をいただけるとすごくうれしいです。
また色々お話聞かせてくださいね。
アネドラさん、はじめまして。
ドライ、メスイキなどを検索していたら
こちらにのブログを見つけました!
ここ数年はペニスだけの刺激だけでは物足りず
自慰の最中にアナルへ何か挿入したくなります。
どうすれば気持ち良くなるか?を日々考えています。
アネドラさんのブログにはヒントが沢山ありそうなので
よく読んで参考にします。
>tryingさん
コメントありがとうございます。
サイトを見つけてくださってとてもうれしいです!
このサイトではアネロスっていう安全なアナニーアイテムをお勧めしていますが、入門としては安価なディルドやアナルパールなんかもお勧めですね。
ぜひじっくりサイトを読んでいただいて、新しい発見があればうれしいです。