まずツイートの紹介です。
男子「監督さんなんだ、僕AV大好きなんですよ」
私「へえ、嬉しいです。DVDですか?配信で見てくれてるんですか?レンタルかなー」
男子「…あの…すみません、正直お金出して買ったりするまでは…」
私「…」
この会話を何度くりかえせばよいのだろうか。ひどい時は「AVって無料で見れますよ」だった— 真咲南朋♡AV監督♡ (@nannannantomo) September 15, 2019
私「へえ、嬉しいです。DVDですか?配信で見てくれてるんですか?レンタルかなー」
男子「…あの…すみません、正直お金出して買ったりするまでは…」
私「…」
この会話を何度くりかえせばよいのだろうか。ひどい時は「AVって無料で見れますよ」だった
正直、AV監督っていうことを知っていて「正直お金出して買ったりするまでは」って言っちゃうのはびっくりです。
しかも「僕AV大好きなんですよ」まで言ってるのに。
せめて監督本人の前ぐらいはウソでも「買ってます」って言えばいいと思うんですけど、それさえ言わないってことはAV=無料で見るものっていう概念なのかなと思います。
AVを見れるということは18歳以上ということなのである程度はお金に対する考えっていうのがあるはず。
お金を払うっていうのはその人を応援して、その人やその業界を育てるっていう意味があるんですよ。
例えばぼくはコーヒー好きなんですけど、コーヒーショップで1杯のコーヒーを飲むとするじゃないですか。
そこで払ったお金ってそのコーヒーショップ、コーヒーを淹れてくれる人、豆を焙煎する人、お店にコーヒー豆を運ぶ人、お店を掃除する人、コーヒーカップを作る人などなど無限に広がってお金が分配されていくわけですよね。
自分が払ったお金がどういう人に回っていって経済が回っていくのか。
それを知っていたらお金を払うことの意味だったり、その物がなぜこの金額なのかっていう概念が見についていきます。
逆に無料で手に入れたり、相場よりも安い買い方をしすぎるとその業界とか企業がどんどん弱くなっていくんです。
力が無くなっていくんです。
アーティスト応援する時はライブでお金落とすし、スポーツ応援する時はチケットやグッズ買うことで応援する。
お金を使うのってその方の仕事を応援するってことなんですよー、っていうめっちゃ当たり前の話。 https://t.co/j10ZFCDXf5— アネドラ♂ アネロス、ドライオーガズムの話ししてる人 (@ene_dry) September 15, 2019
AVの話に戻りますけど、ぼくが真咲南朋監督のことを知ったのが『オスガズム』というAVシリーズでした。
このサイトはアナル性感やドライオーガズムについて研究しているサイトなんですけど、オスガズムのアナル刺激の映像はとにかく衝撃的で、ぼくのアナニーにも色んな影響を与えてくれました。
オスガズムを見たことがある人は分かると思うんですけど、ドキュメンタリーみたいな要素が強くてアナルの快感を突き詰めたいっていう熱意を感じるんですよ。
ところでFANZAって監督で作品を検索できるんですね。
AVっていうと女優さんごとだったり、シリーズで探す人が多いと思います。
でも監督で検索すると、その監督がやりたいスタイルみたいなのが見えてくるんですね。
真咲南朋監督の場合、最初はレズものや痴女ものがメインなんだなって思ってたんですけど、いくつかの作品を見ていくとセックスを通じて人の真理を引っ張り出そうとしているというか、性感っていう人が丸裸になる状況をさらにどんどんと突き詰めていくみたいなそんな気概を感じたのです。
AVって恐らく商売として水物じゃないかなっていうのがぼくの考えで、商売として安定させるのであれば、人気が高い女優だったり、いま売れている企画を真似て売ったほうが安定すると思うんです。
でも真咲南朋監督は新しいものにチャレンジしながら、なおかつFANZAを見ているとユーザーからの評価も高いわけです。
つまり自らのチャレンジと、商売としての感覚。
そのバランスを取りながらハイペースで新作を販売しているんですよ。
これってめちゃくちゃすごいと思うんですよ。
フェチって人それぞれ全然違うし、ニッチな作品を作ったら売れなくて監督自身にダメージが返ってくるだろうし、でもユーザーの評価を獲得しつつ攻めた新作を出す。
めちゃくちゃすごいですよ。
自分がどういう作品、どういう女優、どういう監督にお金を支払いたいかを考える。
その「考える」と「お金を支払う」を繰り返すことがAV業界の未来を作っていくんじゃないかとぼくは思ってます。
今回はぼくの大好きな真咲南朋監督がツイートされたこの件で一言。