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「日本人はアネロスでのドライオーガズムが難しい」という誤った話の内容
「日本人はアネロスでのドライオーガズムが難しい」という誤った話をまとめると
- 欧米人は骨盤が前傾、直腸が真っ直ぐなのに対し、日本人は骨盤が後傾で直腸が曲がっているからアネロスが動きづらい
- 身長や体格の違う人が同じアネロスを使ってもドライオーガズムが難しい
です。
要は骨盤や内臓のつくりの違いで、アネロスは日本人向けではないという主張となっています。
ではここからはアネロスジャパン櫻井社長の言葉と、僕の意見を添えてアネロスが日本人向けでドライオーガズムをしやすい理由をまとめていきます。
そもそも日本人も欧米人も内臓の作りに大きな変化はない
アネロスジャパン櫻井社長
「このお話の根拠はわかりませんが、日本人も欧米人も内臓の作りに大きな変化はありません。また、身長体重によって内蔵の全ての位置は固定されたものではないのでこれらの事柄が日本人にドライオーガズムの誘発が難しい理由にはなりません。」
そもそも、日本人も欧米人も内臓の作りに大きな変化はないということです。
遺伝や生活習慣などで人の姿勢は変わりますし、身長体重だけじゃなく姿勢が変われば内臓の位置も若干なりとも変わるでしょう。
でもアネロスを使う分には大した変化ではないという事です。
もう少し言うと「内蔵の全ての位置は固定されたものではない」のに「日本人にドライオーガズムの誘発がが難しい理由にはなりません」とおっしゃられてます。
これは「内臓の位置が固定されていなくても、アネロスはそれを想定して作られているからドライオーガズム誘発が難しい理由にはならない」ということです。
その理由は次からの「蠕動運動の誘発」の話にも繋がっていきます。
アネロスがドライオーガズムを引き起こす原理
アネロスジャパン櫻井社長
「アネロスの効果は人間の体内にあるいくつかの蠕動運動のひとつ、精子を吐き出す射精時の蠕動運動をペニスに触れずに誘発することにあります。」
ここでアネロスがドライオーガズム、つまり無射精のオーガズムを引き起こす原理をおさらいします。
射精ってドクドクした感じがありますよね。
あれって前立腺がポンプの役割をして、精液をペニスから押し出す役割をしている時の感覚なんです。
つまりアネロスはアナル側から前立腺を刺激して、前立腺のポンプ状態を誘発するから、射精無しでオーガズムに達した感覚を味わえるという事なのです。
そのポンプ状態を櫻井社長は蠕動運動と表現されています。
下の記事に詳しくまとめていますので興味がある人はどうぞ。
蠕動運動とは
アネロスジャパン櫻井社長
「この体内筋肉の蠕動運動は食道が食物を胃に運んだり、逆流を防いだり、息を吸った時に、空気が胃に流れこまないように収縮し、ある時は締め付けるような運動も蠕動運動です。また、胃が食道から送られてきた食物によって蠕動運動、攪拌運動を起こし消化し、腸に送り吸収する時の動きも不随意筋による蠕動運動です。
体内ではこのような動きがいくつかあり、筋肉は常に形を変え、挿入されたものになじみながら自分の意思ではコントロールできない不随意筋の蠕動運動が誘発されています。」
「蠕動運動」とは飲み物を飲み込む時の食道の動きだったり、腸が便を動かすときの運動だったりです。
蠕動運動は自分が動かそうとして動いているわけじゃなく、無意識に動くものです。
アネロスが前立腺に近づくのではなく、蠕動運動を利用して前立腺がアネロスに近づくように設計されている
アネロスジャパン櫻井社長
「日本人でも欧米人でも多少違いがあるものの肛門から曲がっている直腸にアネロスが挿入されると頭部の形状が故、直腸は形を変えアネロスを包み込み、前立腺は自らアネロス頭部ピンポイントに近づいてくるよう設計されています。つまり、日本人でも欧米人でも、アネロスが前立腺に近づくのではなく、前立腺がアネロスに近づいてくるのです。
ユーザーがよく間違えることですが人間の前立腺の位置は固定されているわけではなく、前立腺という臓器の位置は変化し、アネロスが前立腺及びGエリアに届き刺激するのではなく、前立腺、Gエリアがアネロスの位置と動きに合わせるようになります。」
ここまで読んだらもうお判りでしょう。
アネロスは蠕動運動を利用し、前立腺からアネロスに近づくように設計されているんです。
なので、日本人だとか欧米人だとか身長体重の差でアネロスに向いている、向いていないという話にはならないわけです。
だから「日本人はアネロスでのドライオーガズムが難しい」は誤った話です。
アネロスユーザーがよく間違えることが、
体形の違いにより挿入したアネロスが前立腺に届く、届かない話です。
体内の前立腺、直腸という臓器の位置や形は変化し、
アネロスが前立腺に届き刺激するのではなく前立腺という臓器が
アネロスの位置と動きに合わせくるように設計されております。— アネロス ジャパン (@aneros_japan) 2018年10月13日
ちなみに「Gエリア」というのは前立腺を中心とするアナルの快感エリアのことです。
この記事では割愛しますので、詳しくは下の記事を読んでみてください。
アネロスは日本人が作り、日本人を含む世界中の人をテスターとして臨床実験が繰り返されている
アネロスジャパン櫻井社長
「しかも、アネロスの発明者であるジロウ・タカシマ先生は米国在住の日本人であり、1960年から開発が始まったアネロスの臨床実験は最も多い日本人のデータのもと開発が進められてきました。
また、現在においてもアネロス社のテスターは日本人を多く含む世界各国のテスターによって日々臨床実験が繰り返されています。
このようなことからアネロスはむしろ、日本人に最も相性がいいといえるでしょう。」
アネロス好きの人はもうご存知と思いますが、アネロスってそもそも日本人が作りました。
なので日本人が使う事を想定していないわけがないだろうっていう話です。
アネロスは単なるアダルトグッズではなく、医師であるジロウ・タカシマ先生が一人ではむずかしい前立腺マッサージを一人でもできるように作った健康器具なんですね。
なので単なる商品テストではなく、臨床実験という形で様々な方に使用をされているわけです。
このサイトはオーガズムの話がメインなのでアダルトサイトのカテゴリーに入りますが、アネロスって健康器具なので使えば使うほど体が健康になっていきます。
そういう目的で作られたものだからこそ、世界中の人をテスターにして研究が続けられているわけです。
まとめ
それでは最後に日本人がアネロスに向いている理由をまとめます。
- そもそも日本人も欧米人も内臓の作りに大きな変化はない
- アネロスが前立腺に近づくのではなく、蠕動運動を利用して前立腺がアネロスに近づくように設計されている
- アネロスは日本人が作り、日本人を含む世界中の人をテスターとして臨床実験が繰り返されているのでむしろ日本人に相性が良い
「これって自分に合ってないんじゃ?」という疑いのまま使っても気持ち良くなれませんので「これは自分のために作られた道具なんだ」と思って楽しんで使って頂けたら嬉しいです。
「日本人はアネロスでのドライオーガズムが難しい」という誤った話が広がっています。
そんなことはありません。アネロスは日本人向けでドライオーガズムを引き起こしやすい道具です。
今回はそれについて僕の意見だけではなく、情報の信ぴょう性を高めるために日本性科学会会員アネロスジャパン櫻井社長にお話を聞かせて頂きました。
お忙しい中、貴重なお話をお聞きする機会を作っていただいてたいへん光栄です!