アナルでイッてるのに「これってドライオーガズム?」って疑問に思ってしまう理由

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Debut Vol.43 ~天真爛漫パイパン娘~

こんな質問を頂きました。

「射精よりもはるかに気持ち良いのですが、逝ったという感覚が無いんです。これはドライオーガズムでしょうか?」

という内容です。

「これってドライオーガズム?」っていう質問はよく貰います。
先に結論を書いちゃうとドライオーガズムは射精とは違う感覚のオーガズムだからそう疑問に思っちゃうんですね。

というわけで質問全文を記載させて頂いた後に、僕の意見を詳しく書かせて頂きます。

Q.これはドライオーガズムでしょうか?

はじめまして。
いつも楽しく拝見してます。

アネロスを購入し、やは4年。
最初は全く駄目でしたがここ1~2年位かなり気持ちよくなりました。

そこでお尋ねしたいのですが(既出でしたらすみません)

アネロスを入れて数分もすると凄く気持ちよくてあっという間に頭が真っ白になります。
さらにそれが続くと、呼吸するたび息を吐くたびに快感が増幅されしまいには頭の中に光が通過するような感じです。
それが体力、気力がある限り(せいぜい20~30分)続き、終わるとグッタリして動けません。
射精よりもはるかに気持ち良いのですが、逝ったという感覚が無いんです。

もちろん今のままでも十分満足してますが、一度疑問に思ってしまうと気になってしまって。

これはドライオーガズムでしょうか?

快感と認識していて、射精よりはるかに気持ちがいいと感じている。
それなのに「逝ったという感覚が無いんです。」と書かれています。

コメントを呼んで思ったのは『“イク=射精の快感”という認識が強いのかな』ということでした。

なぜ「これってドライオーガズム?」という疑問が出てしまうのか

ドライオーガズムって広義で解釈すると『射精をせずにとても強い快感を得ること』なんですよね。
じゃあその強い快感って具体的にどういうもので、さらにどれくらいの強さだったらオーガズムって呼べるのかって言うとまた難しい話になってくるわけです。

ウェットオーガズム(射精を伴うオーガズム)であれば射精すれば間違いなくオーガズムと呼べます。
急いでペニスをしごいて射精した時って、快感はそんなに高くないけど射精しているからオーガズムですよね。

一方、ドライオーガズムって感度がある程度あがっても、射精と言う目に見えるゴールに慣れている男性からすれば「イッた?これってドライオーガズム?」みたいに思ってしまうんですよ。

「射精=イッた」という経験しかしてこなかった方にとって、ドライオーガズムははっきりした基準が無いので疑問に思ってしまう。
これが「これってドライオーガズム?」って問いが出てしまう原因です。

ドライオーガズムに種類があることも混乱を招く原因

そしてドライオーガズムには男性型ドライオーガズムと女性型ドライオーガズムがあります。

男性型は射精に近いイメージのオーガズムで、平たく言うと射精した時みたいにペニスやペニスの根本がドクドクと動いているのに実際は射精していないみたいな状態です。
ドクドクと動くその感覚って射精の時にいつも感じているから「今のはオーガズムだ」って分かりやすいんです。

でも、男性型ドライオーガズムが分かりやすいのに対して、女性型ドライオーガズムってものすごく曖昧なんです。
全身がポカポカするような熱くなるようなブルブルっと震えるような体感的なものであったり、コメントにあるような頭の中が真っ白になるようなそんなものもあります。
女性型ドライオーガズムの中にも性質の違う快感はたくさんありますし、仮に同じような快感を得ていても人によって言葉の表現は変わってくるわけです。

もし女性型ドライオーガズムを定義するなら「射精のような快感からくるドライオーガズムが男性型なら、そうじゃないドライオーガズムが女性型」と言うことになります。

「イク」という感覚を明確に感じたいなら男性型ドライオーガズムを実感すればいい

もし「イク」という感覚を明確に得たいのであれば男性型ドライオーガズムを引き起こしやすいヘッドの大きいアネロスヒリックスだったり、ペニスのようなヘッドを持つアネロスプロガスムや、プロガスムを少し小さく挿入しやすくしたアネロスプロガスムJr)の選択をお勧めします。

また亀頭責めだったり、少し男性的なオナニーに寄った楽しみ方をしてもいいと思います。

結論とまとめ

ほとんどの人はドライオーガズムに達する時、まず男性型ドライオーガズムを経験します。
射精に慣れているから男性型ドライオーガズムのほうが意識を持っていきやすいんです。

でも、質問者さんは男性型ドライオーガズムを経験せず、女性型ドライオーガズムを先に経験してしまったものと思われます。
それで今まで経験してきた射精のオーガズムとは違う質のオーガズムに困惑しているんではないでしょうか。

ドライオーガズムの快感って七色とでも言いますか変幻自在とでも言いますか。
楽しめば楽しむほどいろんな色合いがでてくるものなんですよ。

新しい快感を得たければいろんな道具ややり方を試せばいいですし、少しでも快感だなと思うことは素直に快感だと認めてあげることが大事です。
明確にドライオーガズムだと認識したいのであれば、まずは男性型ドライオーガズムを得やすいタイプを使ってみてください。

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3 件のコメント

  • コンニチワ
    私は馴染みのソープ嬢とのエッチで、姫に耳や首筋を舐めて貰うと、快感で記憶が飛びますが射精はしません。
    特殊な例かも知れませんが、女性型ドライオーガニズムのようです。
    こういう例も中にはあるということで。

  • こんばんは、いつもこのサイトを参考にさせていただいております。僭越ながら、この記事について、アネドラさんと私の意見が少し違っていたため、私の意見を少し述べさせていただきます。m(__)m

    「これってドライ?はドライにあらず」とは言い得て妙だと思います。ドライに達すると感覚的に分かります。あ、これがドライオーガズムなんだ、と自分の体によって知ることができます。

    確かに、ドライオーガズムはそれまでの快感の蓄積に他なりません。しかし、ドライ以前と以後では明らかな壁といいますか、境界があるように思います。

    私自身ドライに達するまでかなりの時間を要しました。ドライに達する少し前のところはとても気持ちがいいですよね。快感の質が違うため一概には言うことはできませんが、ふつうにシコって射精するより、ドライに達しなくても後ろでした方が気持ちいです。ほかの人もそうではなかったのかと勝手に想像しますが、少なくとも私は、ドライ直前の段階で数年足踏みをしていました。つまり、「とても気持ちがいいのだけれど、これってドライなのかなぁ………」と疑問が残る状態が数年です。

    この状態ははっきり言ってつらかったです。それから私なりに試行錯誤して、ついにドライに達することができました。この時始めてドライオーガズムというものを私の体は体験したのですが、それにも関わらす、私はこれがドライオーガズムなのだと確信しました。それほどまでに以前の状況とは異なるということが明白でした。

    ドライは快感の蓄積の賜物であるということは間違いないです。すごく気持ちいい状態を楽しむということはドライへの近道にほかなりません。しかし、単なる蓄積とドライオーガズムは明らかに違います。必ず明確なラインがあります。そして、それは自分自身によって確信するレベルで分かります。

    長くなってしまいましたが、私が言いたいことをまとめますと、

    ①快感の度合いに関わらず、ドライオーガズムかどうかわからないという時点で、それはドライオーガズムに達していない

    ②ドライオーガズムに達すると誰に教えられなくても、自分自身によって確信レベルでわかる

    ということです。
    長々と失礼しました。これからもブログを頑張ってください。応援しています。

    • >村人Dさん
      ご丁寧なコメントと、経験談について書いていただけてとても嬉しいです。
      オーガズムであるかどうかの定義づけって大変難しいものだと思います。
      男性であれば「射精」という境界線があるのに対し、女性のオーガズムは目に見えた変化がありません。
      男性型ドライオーガズムは「射精した感じだけれども、精液自体はでていないオーガズム」という状態で僕は定義していて、某風俗の方は「空打ち」という表現をしていました。
      いい表現だなと思います。
      それに対して女性型ドライオーガズムはイクぐらいの快感を得ていても、射精とは質感が異なるので「イッたことを認識していない人がいるのではないか」というのがこの記事の趣旨です。
      ここからは僕自身の考えの話になってしまいますが、人それぞれ「オーガズムはこういうものだ」という認識があって、そのラインを超えたかどうかというのがオーガズムであるかどうかの基準だと僕は感じています。
      なので主観を変えることでオーガズムと認識することは可能ですし、その確信レベルというのも人によって異なるというのが僕の見解です。
      一つ言えることは僕がこのブログをはじめたのは多くの人にドライオーガズムを楽しんで欲しいという趣旨なので、オーガズムであるという確信をどうやって行うかって言うのもテーマの一つだなと思っています。
      あまり回答にはなっていないかもしれませんが「頭を柔らかくすることでオーガズムの基準は変えることができる」っていうのと「基準までどう快感の質を上げることができるか」っていうのを僕はこれからも伝えていきたいと思っています。

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