「これってドライはドライにあらず」っていう言葉を聞いたことあると思います。
これは「これってドライオーガズム?って思っちゃうぐらいの快感はドライオーガズムじゃないよ」っていう意味なんですけど、最近はちょっと認識が変わってきてるんですよね。
今日はそんな話です。
そもそも「これってドライはドライにあらず」はドライオーガズムって明確にイッた感覚があるぐらい気持ちいいものだよっていうことを伝えたいからこそ生まれた言葉だと思います。
でも変に言葉の意味を取ってしまって、少々気持ちよくても「これはドライオーガズムじゃないんだ」みたいなマイナスな捕らえ方してしまう人も少なからず生まれてしまったんですね。
Twitterで渋谷KANGOのしらいしさんとこんな話をしていました。
しらいしさん
少し深まってくると
「あ!あれもドライだったんだな」
ってわかってくることが多いですね~😊
アネドラ
「これってドライ?はドライにあらず」っていうワードもドライオーガズムの妨げになってきたと思ってます。
さすがしらいしさん!そうそう「これってドライ?は結構ドライ」なんですよね。
目次
「これってドライ?は結構ドライ」とは
射精の場合は精液を出すかどうかがイッたかどうかの判断基準になりますよね。
精液を出すこと自体が気持ちいいですし、確実にイッたことが分かります。でもドライオーガズムの場合はイッてるかどうかの判断が自分でもつきにくいものなんですね。
さらにイッた感じもよく言われる「射精の何倍もの快感」っていうものから、射精より弱い快感のものまであるんですね。
その「射精より弱い快感」を得たときに「これってドライ?」ってなっちゃうわけです。
なので、そういう意味で「結構ドライ」ですし、いっそ「これはドライオーガズムだ」って前向きに捕らえたほうが気持ちよさを広げていきやすいのです。
気持ち良いと認識しちゃおう
「これってドライはドライにあらず」って言葉を作った人は「本当のドライオーガズムの快感はめちゃくちゃすごいんだ!」っていうのを伝えたくて作ったんだと思います。
なのでこの言葉を批判するつもりは無いですし、むしろめっちゃいい言葉だと思います。
なので「これってドライ?は結構ドライ」とまずは思ってもらって、その上で射精の何倍もの快感であるドライオーガズムを目指して欲しいなと思います。
前向きに、ポジティブに捕らえるのが大事なんですよね。
射精とは違う。ドライオーガズムの快感の強弱と質の話
しらいしさんがブログにて『判別できないドライオーガズム?』という記事を書かれたので、その件でぼくの意見も書かせて頂きますね。
ドライオーガズムのレベルが
1~100まであるとしたら
1~20ぐらいまでは
「うーん……?」
って感じの人が多いと思うんですよ
(触ってるこちらは分かるのですが。)
アナル専門のプロの方は触っただけでドライオーガズムかどうかの判断ができるそうです。
不思議と思うかもしれませんけど、ペニスだって射精時に独特の脈打ち方だったり固さになったりしますよね。
ペニスと同じ反応ではないにしろ「イク」っていうのは通常とは違う状態ですし、ぼく自身もアナニーでアナル内の動きの違いっていうのを感じています。
でも部位の反応的にイッていても、オーガズムと認識するぐらいの快感が発生しているかはまた別問題ってことなんですよね。
女性の軽イキと、軽いドライオーガズム
しらいしさんは100の数字のとき、20ぐらいまでは「うーん……?」って感じの人が多いという話をされています。
女性が「軽くイッた」って言うのを聞いたことありませんか?
同じように男もドライオーガズムだと軽くイクっていうのが存在するんですね。
射精はイッたら一定以上の気持ちよさが生まれますけど、アナルでイクときは軽い快感しか起こらないこともあるんだっていうことを知識として知って欲しいと思っています。
ただプロの施術ではなくアナニーの場合「イッているかどうかの目安」っていうのが分からないですよね。
その時はアナルで少しでも気持ちよくなれていたら、自分が思っているドライオーガズムの快感に近づいているって考えるのが正しいです。
千里の道も一歩から。
一歩でも歩いたらそれは千里の道の完走に繋がってますよね。
少しでも前に進んでたらそれはドライオーガズムの道を進んでいるし、最終的に自分の思っているオーガズムのレベルまで達します。
ヨガで先生が「自分の体が心地よくなっているのを感じてください」とか「体が気持ちいいと感じられるようにしましょう」っていう言葉を使いますけど、自分から心地よさや気持ちよさを見つけるっていうのが大事なんですね。
ドライオーガズムを珍味に例えると
しらいしさんが面白いたとえをしてまして、それがこのお言葉。
例えばクセのある珍味とかの食べ物なんかを
初めて食べて
「おいしいのかよくわかんない…ダメじゃないけど」
みたいに思ってても
また食べてみたくなったり
一緒に食べるものによってはっきりわかったり
後日食べたらおいしいと思えたり
…ってことがあったりしますよね。
少し前にテレビの企画で、子どもタレントにアワビを食べてもらうっていう話があったんです。
その時にその子役さんが言ったのが
「なんかちょっと食欲をそそらない見た目」
「固っ!」
「噛めば噛むほど泡が出てくる」
という言葉なんですね。
まさにしらいしさんの言われる「おいしいのかよくわかんない」だと思いませんか?
射精の快感って食べ物で言うとラーメン、カレー、ハンバーグのように分かりやすくて強い味わいだと思うんです。
それに対してドライオーガズムは、良さを知るのに経験が必要なもの。
最初はよく分からないかもしれないけど、徐々にその良さが分かってくるものだと思うんです。
淡い味わいのお魚だったり、繊細な風味の和食とも言えるかもしれません。
味わった瞬間にドンと良さが伝わるようなストレートな感じではなく、味わい深くて味わおうとすればするほど良さが分かってくるようなそんな感じです。
これがドライオーガズムだと判別できるライン
私個人としては
ご本人が「これがドライだ!」
って判別できるラインを最低値として
そこは超えるようにしたいと
思っています(’△’*)ノ
しらいしさんのこの考えがプロとしての思考だなと思います。
ぼくもドライオーガズムを紹介するにあたって「弱い快感かもしれないけどドライオーガズムですよ」で終わりにするんじゃなくて、頭がドライオーガズムであるというのを認識するぐらいの快感まで強めていきたくて色々な解説をしています。
「よつばと」っていう漫画で、よつばが気球に乗って浮いたときにこんなセリフを言うんです。
そらとちがうかも
そらになりかけ」
気球で浮いたときに今ここは「空」なのかそうじゃないのか。
よつばは「そらになりかけ」って言葉を使いました。
軽いドライオーガズムは「結構ドライオーガズム」であって、感じている自分がドライオーガズムって認識できなかったら「ドライオーガズムになりかけ」でもあるんですよね。
でも「なりかけ」っていうのは大事で、そのまま上り続けるといつかは辿り着くものなんですよね。
ドライオーガズムの快感について知りたい方はこの記事も併せて読んでみてください。
初めての緊急事態宣言の頃に開発を始めたから、丸2年。
昨日、やっと「これってドライ?」を体験できました。
こちらのブログはかなり参考にさせて頂いてたので、確かそんな記事があったなと、確認に参りました。
>むらっちさん
コメントありがとうございます。
「これってドライ?」を経由しつつみんな深いドライオーガズムに入っていきますね。
一歩一歩進んでいる証拠だと思います。