

ぼくはアネロスという前立腺マッサージ器でドライオーガズム(射精をしない男のオーガズム)を経験しまして、これはめちゃくちゃ凄いっていう事で、この「アネドラ」というドライオーガズムのサイトを立ち上げました。
『アネロス』というのは元々、お医者様が患者にする前立腺マッサージを、患者一人でもできるようにしようと思って開発されたものです。
なのでアナルに挿入しやすく、品質が高いので安全に、なおかつ前立腺に上手くフィットするように作られています。
そのアネロスを使っている人から「使っていると気持ちいい」という報告があり、次第にその「気持ちいい」の部分に注目されるようになってきました。
そして、アネロスを使った前立腺マッサージをしていると、射精をせずにイクことができ、それを「ドライオーガズム=(射精しないから)乾いたオーガズム」と呼ばれて話題になったということなのです。
ぼくがサイトをはじめた時は日本では「エネマグラ」という商品名で販売されていたので、サイト名は「エネドラ(エネマグラでドライオーガズムの略)」でした。
当時は情報が少なかったので、ぼく独自の表現でドライオーガズムの説明やアネロスの使い方を説明していましたが、その中の一つが「上下運動」です。
と言うわけでこの記事では「アネロスの上下運動」について説明をします。
目次
アネロスの上下運動とは
まずTwitterで頂いた質問から紹介します。
こんにちは!私はユーホーシンが大好きです。ドライは未経験ですが、楽しいアネロスライフを送っています。
質問なのですがアネドラさんがユーホー系の説明の際に「上下運動」という言葉をよく使われますが、これは普通にPC筋を締めるのとは違うのでしょうか?何かコツがあればご教示くださいm(_ _)m
A.
アネロスユーホーの上下運動とはユーホーがアナルの奥に行く→戻る→奥に行く、を繰り返す運動のことです。
ユーホーは細身なのでこの上下運動が起きやすい機種なんですね。この上下運動はPC筋に適度な力を入れることで起こります。
なので「PC筋に力を入れるとユーホーが上下運動する」が正解です。
アネロスユーホーの上下運動とはユーホーがアナルの奥に行く→戻る→奥に行く、を繰り返す運動のことです。
ユーホーは細身なのでこの上下運動が起きやすい機種なんですね。この上下運動はPC筋に適度な力を入れることで起こります。
なので「PC筋に力を入れるとユーホーが上下運動する」が正解です。 pic.twitter.com/kPnupbeCoB
— アネドラ♂ メスイキ、ドライオーガズムの話ししてる人 (@ene_dry) August 18, 2019
この質問にある
②PC筋を締める意味
③アネロスの上下運動のコツ
について詳しく説明していきます。
①アネロスの上下運動

アネロスにおける「上下運動」とは
②アナルの蠕動運動によりアネロスがアナルの外に出ようとする
の、①と②を繰り返す運動のことです。
いわば「出入り」とも言えますが、アネロスは完全に外には出ないので「上下運動」という言葉を使っています。
アネロスはアナルの筋肉だけで動くところが特徴ですが、その理由は「アネロスの形状」と「アナルの蠕動運動」にあります。
アナルの中に入っていく「アネロスの形状」
アネロスの形を見てもらうと分かるのですが、根元に比べて上のほうが太くなっています。
この形状により、アナルの外に出そうと力を入れても、奥に勝手に入っていくようになっています。
これが「①アネロスがアナルの奥に入ろうとする」が起こる理由ですね。
アネロスを外に出そうとする「アナルの蠕動運動」
蠕動運動とは体内筋肉が反応して勝手に動いてくれる運動のことです。
例えば食べ物を飲み込むときに、噛んで飲み込むまでは意識しますけど食道まで行ったら無意識に筋肉が動いて胃まで食べ物を移動させてくれますよね。
便を出すときも、直腸が勝手に便を外に出すように動いてくれて便が外に出て行きます。
体ではこういう意識せずに動く筋肉っていうのがたくさんありまして、それを「蠕動運動」と言います。
要は「アネロスを外に出そうとするアナルの蠕動運動」とは、便を外に出そうとする動きなんです。
でも、蠕動運動でアネロスを外に出そうとしても、アネロスの形状によってアネロスはアナルの奥に戻っていきます。
なのでアネロスって勝手に「上下運動」するというわけなのです。
②PC筋を締める意味
アネロスを使うときにはPC筋(骨盤底筋)に力を入れる必要があります。
厳密な使い方を説明すると
・肛門の力を抜く→力を抜かないとアネロスが動き辛くなる
という感じになります。
要は、アナルを完全に脱力すると動きは弱いのですが、PC筋でアネロスを軽く握るイメージで力を入れてあげると蠕動運動が発生して「上下運動」が起こりやすくなるというわけなのです。
③アネロスの上下運動のコツ
アネロスの「上下運動」のコツですが、PC筋の力の入れ具合が大事になってきます。
力の入れ具合が弱いとアネロスの上下運動が弱くなります。
力の入れ具合が強いとアネロスの動きが不安定になるのと、あと力をずっと入れ続けるのがしんどいので疲れてきます。
昔は「3分の1ぐらいの力加減」と呼ばれていましたけど、アネロスの種類によっても異なりますので「アネロスの動き具合」や「自分が気持ち良い力の入れ具合」を基準にしたほうが分かりやすいです。
「アネロスの動き具合」は、アネロスを軽く指で触ってみるのが一番分かりやすいです。
アネロスを指で軽く添えてみると、アネロスを動かそうとしていなくても勝手に動いていることが分かるはずです。
上下運動しやすいアネロスについて
質問にも「質問なのですがアネドラさんがユーホー系の説明の際に「上下運動」という言葉をよく使われますが」と頂いておりますが、アネロスユーホーは「上下運動」をしやすい機種になります。
アネロスは種類によって刺激の感じだったり、動きの質っていうのが変わってきます。
アネロスの中でも『アネロスユーホー』はストレートな形をしており、アナル内を上下運動しやすい機種になります。
またストレートな形の分、前立腺への刺激は少ないのですが、上下運動がしやすいのでその上下運動自体を楽しむようなアネロスになります。
具体的に言うと、直腸内をアネロスが動いてくれるその感覚を快感として楽しむという感じですね。
性質の違う『アネロスヒリックス』と比較すると、アネロスヒリックスはヘッドが大きいので上下運動がしづらい分、前立腺への刺激が強いタイプになります。
だから
・アネロスヒリックス→上下運動自体よりも前立腺の圧迫感を楽しむ
という感じになるのです。
もちろんヒリックスも上下運動しますし、ユーホーも前立腺刺激はあります。
あくまで各アネロスの特性の違いってことで、それらを使い分けて楽しめるようになるとアナルで色々な快感を楽しめるようになりますし、ドライオーガズムの質っていうのも変わってくるのでアナル性感の世界観が変わってきてめちゃくちゃ楽しめるようになります。
最後に
というわけでアネロスにおける上下運動について説明をしました。
先ほども書いたとおり、アネロスユーホーは上下運動自体を楽しむことで真価がでやすいタイプです。
なのでアネロスユーホーの説明のときに「上下運動」という単語をぼくはよく使うんですね。
上下運動はアネロスの基本の動きでもありますので、他のアネロスでも上下運動を意識しつつPC筋の力の入れ具合を調整してみてください。
用語についてもし分からないものがあればお気軽に質問してくださいね。
お待ちしております。
今回は、ぼくがアネロスの説明でよく使う「上下運動」という言葉について説明をします。