ちなみにぼくはアナルオナニー歴が10年以上ありまして、ぼくがアナル初心者のころは漠然とアナルを刺激していました。
もちろんそれだけでは気持ちよくなれず「前立腺は気持ちよくなれる場所」っていうぐらいの知識だけでアナルオナニーをしていました。
結論を先に言いますと、アナルの性感帯っていうのは複数あって、それぞれ気持ちよさだったり刺激の仕方っていうのは変わってきます。
いまでは前立腺マッサージ器のパイオニアであるアネロスジャパンさんから記事依頼を頼まれるほどになったぼくが、アナルの性感帯の種類や、性感帯の開発方法について紹介していきます。
漠然と「アナル」と人くくりするのではなく、アナルの部位を1つずつ見つめることでメスイキしやすくなりますよ。
目次
メスイキするためのアナルの性感帯とは
まずメスイキってなんなん?から入るわけですが、いわゆる女性的な絶頂を男でも味わえるよって話です。
女性的な絶頂が何かと言うと
②アナルを膣に見立ててイク
③女性のように何度もイク
です。
①も②も③も「それって男の人でもできるの?」って思うかもしれませんけど、アナルの性感帯でイクとできるんですよね。
↓詳しくは下の記事でも紹介しています。
射精しやすいアナルの性感帯もある
そんなアナルの性感帯ですが、中には射精しやすい性感帯というのもあります。
『トコロテン』という言葉をご存知でしょうか?
アナルを責めることでペニス刺激なしで射精してしまうことです。
食べ物のトコロテンって後ろから押して前からニュッと出るじゃないですか。
あれをイメージしての言葉なんです。
ということは、アナルをただ責めればメスイキするわけじゃないってことです。
アナルの中でも性感帯を分けて考えた方がメスイキしやすくなるということなのです。
性感帯を1つ1つ分けて開発してみる
アナルの性感帯と言うと『前立腺』が代表的ですよね。
でもアナルには他にもたくさんの性感帯がありますし、それぞれを開発していろんな箇所の感度が上がった方がメスイキしやすくなりますし、メスイキした時の気持ち良さも強いです。
でもアナル初心者の頃からいっぺんにまとめて開発しようとしてもなかなか難しいです。
ストレッチの時に伸びている筋肉をひとつひとつ把握した方が効果が高いのと同じ。
筋トレの時に、効いている筋肉に意識を向けたり実際に触ってみた方が効果が高いのと同じなんです。
メスイキのためのアナルの性感帯の種類と開発方法
それではアナルの性感帯について紹介していきます。
前立腺
メスイキの性感帯と言えば『前立腺』です。
なぜ前立腺刺激でメスイキするかというと、実は前立腺にある前立腺小室という場所。
これってもし女子として産まれていたら子宮になっていた場所なんですね。
子宮といえばポルチオという女性の性感帯です。
つまり前立腺イキってポルチオイキとも言えるわけです。
『前立腺』を開発する方法も続けて紹介します。
その前立腺の開発は『アネロス』という前立腺マッサージ器を使うことがお勧めです。
アネロスは昔はエネマグラという名前で日本で販売されていて、前立腺刺激に特化したマッサージ器になります。
前立腺を開発するなら、前立腺を刺激しながら気持ち良い経験を増やすことが大事です。
具体的に言うと
- 正確に前立腺を刺激し続けること
- 継続して前立腺を刺激し続けること
が大事になります。
アネロスはアナル側から挿入し、直接前立腺を刺激する道具となりますが、元々はお医者様がする前立腺マッサージを一人でもできるようにと開発された道具なので、前立腺へのアプローチが正確なんですね。
なのでアネロスを使って前立腺を刺激する回数を増やしつつ、気持ち良いと思える経験を増やして頂くことが大事です。
肛門
『肛門』もアナルの性感帯です。
肛門と言えば毎日、便を出すために使っている場所ですが、便を出すときって気持ちよさを感じますよね。
あの気持ちよさって実は性感にも繋がる気持ちよさなんです。
肛門って敏感な神経が集中している場所でして、その肛門が開いたり閉じたりすることで気持ちよさを味わえるのです。
『肛門』の開発方法を続けて紹介します。
肛門を開発するなら
- ・アナルパールを出し入れして、肛門が開いたり閉じたりする経験を増やす
- ・アナルプラグを使って、肛門が開く感覚を楽しむ
というアプローチがお勧めです。
アネロスはアナルの中の部位を刺激するのに最適ですが、肛門から出し入れして使うような道具ではないのでアナルパールやアナルプラグのほうが肛門開発だけならしやすいのです。
アナルパールは球が連続でついたアナルアイテムで、これを手で出し入れすることで排便しているような肛門の開閉を延々と楽しむことができます。
その開閉を何度も味わいながら気持ちよさを再確認することが肛門の開発に繋がります。
アナルプラグは肛門を広げるために使う道具ですが、普段は閉じている肛門をずっと開かせることで、肛門に刺激が加わって気持ちよくなることができます。
アナルプラグといえば肛門拡張みたいなイメージがあると思いますが、肛門の柔軟性を高めるというストレッチ要素のある道具なので、最初は小さめのもので大丈夫です。
アナルパールにしても、アナルプラグにしても安価で手に入りますので、メスイキ入門には最適な道具とも言えますね。
直腸
『直腸』も性感帯です。
直腸内をこすれる感覚だったり、直腸内を物が通る感覚というのが気持ちよさになります。
ペニスでも竿に触れるだけだったり、軽く指でこするだけでも気持ちよくなれますよね。
同じように直腸も「物が当たっている状態」や「こすれる状態」でも気持ちよくなれるわけです。
『直腸』を開発するポイントを紹介します。
まずは「直腸で気持ちよくなれる」という、性感帯であるという認識を持つ事が大事です。
その他の場所にしてもそうなんですけど「この場所で気持ちよくなれるの?」っていう思いが頭にあると気持ちよくなれないんですね。
直腸を上下運動させるのであれば
- アネロス
- アナルパール
- 上下運動させやすい細めのディルド
がお勧めです。
一番のお勧めはアネロスで、ハンズフリー(手を使わず)でアナルの筋肉だけで直腸内を上下運動させることができます。
アナルの筋肉だけで上下運動させることができるっていうのは、いわば擬似排便みたいな感じでもあります。
ディルドを使う場合は吸盤がついたものを購入し、腰を振って直腸内で上下運動させる感じです。
いわゆるディルドオナニーですね。
「直腸を上下運動するだけで気持ち良い」っていう感覚はかなり繊細な感覚で、繰り返し経験しないと性感として認識するのがむずかしいです。
いっそ「ぼくの直腸は膣になっている」って思い込むぐらいの気持ちで、継続して上下運動を楽しみ続けるのが大事になります。
精嚢
『精嚢』も性感帯ですが、ここはトコロテン(ペニス刺激なしで射精すること)しやすい性感帯になります。
要はアナル刺激だけで射精しやすい場所なので、メスイキを目指すのであれば要注意っていうことです。
精嚢っていうのは精嚢液っていう精液の7割を占める分泌物をたくわえる場所なんですね。
なので精嚢を刺激しすぎると、アナル刺激だけでも射精になってしまうことが多いです。
『精嚢』の開発方法もご紹介しておきます。
精嚢でのオーガズムは射精しやすいものの、強烈な気持ちよさなのでメスイキにこだわらないのであればぜひ開発してみてください。
精嚢は前立腺よりも奥側にあるので
- アネロスを深くまで引き込んで圧迫するように刺激する
- 細長いディルドで奥深くを圧迫するように刺激する
で刺激するのがお勧めです。
アネロスでぐーっと奥側に引き込みつつ、前立腺よりも奥側にある重い快感のあるポイントを圧迫する感じです。
実は精嚢って快感が掴みやすくて、前立腺と場所を勘違いされている人も多いです。
なので前立腺を刺激しているはずが、精嚢を刺激していてトコロテンになりやすいという方もいます。
もし射精なしでのオーガズムを目指すのであれば、精嚢の刺激は避けてしまうのも一つかなと思います。
膀胱
実は『膀胱』も性感帯です。
尿意って不快に思うかもしれませんが、実は気持ちよさに繋がる鋭い快感なのです。
また、膀胱は前立腺と近い位置にあります。
というのも前立腺って尿と精液を切り替えるスイッチの役目もありますので、膀胱を刺激すると前立腺にも快感って伝わるのです。
『膀胱』の開発方法を紹介します。
膀胱は道具よりも下腹部の筋肉を使うことで快感を得やすいです。
具体的に言うと「腹直筋の下部」にあたりまして、ペニスのすぐ上ぐらいの筋肉を凹ますように力を入れ続けると膀胱に刺激が入ります。
アネロスやディルドなどを挿入してアナル側から刺激を与えつつ腹直筋の下部に力を入れてもいいですし、手軽に楽しむならアナル未挿入でやって頂いても大丈夫です。
ちなみにおしっこを我慢するときに使う筋肉を「PC筋(骨盤底筋)」と言いますが、ここに力が入ると前立腺などのアナルの性感帯に刺激が伝わります。
なので、膀胱に尿が溜まってくるとPC筋を経由して他の性感帯にも刺激が伝わることを知って頂けたら、なお気持ちよくなりやすいです。
まとめ「メスイキするためのアナルの性感帯の種類&開発方法について」
最後にもう一度まとめます。
「メスイキ」が何かと言うと
②アナルを膣に見立ててイク
③女性のように何度もイク
です。
そしてその「メスイキ」をするために開発するべき性感帯は
- 前立腺
- 肛門
- 直腸
などがあり、また『精嚢』のように射精しやすい性感帯もあるというお話でした。
なぜ前立腺刺激でメスイキが出来るかというと、前立腺にある前立腺小室という場所は、もし女性としていたら子宮になっていた場所で、前立腺イキ=ポルチオイキに当たるものだからです。
なので、やっぱりメスイキで大事なのは『前立腺開発』です。
前立腺でイクというのは、まさに『メスイキ』という言葉がぴったりきます。
でも前立腺だけを開発するのではなく、他の部位も含めて開発しつつ、アナルで女性のようなオーガズムを楽しんでいただけたらより気持ち良い快感を得ることができますので、色々な性感帯を開発していただけたらと思っています。
この記事は
「メスイキしてみたいけどアナルをどう開発すれば良いのか分からない」
とか
「アナルと言っても具体的にどの場所を開発すればいいのか分からない」
というアナル初心者の方向けの記事です。