まず「トコロテン」と「ドライオーガズム」について少しだけ説明します。
「トコロテン」というのはペニス刺激無しでアナル刺激だけで射精してイクことです。
トコロテンって食べものは筒を後ろから押し出してにょろっと出して食べるじゃないですか。
あのイメージで後ろから突いて前から出るみたいな感じなのでトコロテンと呼ばれます。
「ドライオーガズム」は男性が射精せずに達するオーガズムのことです。
アナル刺激以外でも出来るんですけど、アナルオナニー(アナニー)による前立腺刺激が一番やりやすいとぼくは思っているのでアナニーでのドライオーガズムをお勧めさせて頂いています。
トコロテンもドライオーガズムもどちらもアナル刺激で得られるオーガズムになるんですけど、いろんな人の話を聞いていると「ドライオーガズムしたいけどトコロテンになる」とか、逆に「トコロテンしたいけどドライオーガズムになる」って感じで人それぞれだなと感じています。
この記事では「トコロテンになりやすい人」と「ドライオーガズムになりやすい人」の話についての考察をまとめています。
目次
「ドライはできるのにトコロテンができない」という質問
まずは頂いた質問から紹介していきます。
こんにちは
はじめてサイトをみました。
詳しくかいてあってとても参考になります。
ありがとうございます。
この快感を知らないのはもったいないのでアナニーがもっと普及すれば良いですね。さて、私はドライはできるのにトコロテンができないのでアドバイス頂きたく、質問させてください。
アナニー歴は結構長く、ドライできるようになってからも2年くらいになります。
太くても入るのですが今は太さ3cm程度のディルドーが合っているようでもっぱらそれを使っています。アネロスも数種類使ったことがあります。ドライは毎回でき、脳が焼ききれるほどの快感も得られているのでドライについては十分満足なのですがなぜかトコロテンだけはできません。
アナニーの時間が長いのでいつも男性型、女性型どちらのドライにも達します。
その時に少し奥の方を刺激してみるのですがトコロテンには行き着かないです。
イメージもうまくできません。
精嚢と思われる辺りをディルドーで刺激してもあまり快感は得られないので開発が足りていないのでしょうか?
それとも単に圧迫が足りないのでしようか。
普段は何かで押すということはほとんどしておらず肛門は閉めず少し奥の筋肉を動かすようなアナニーをしています。
アドバイス頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
相談内容を見ているとすごく上手くアナニーできてますよね。
男性型と女性型の両方も楽しめているし。
もしかするとアナルの快感の得方が上手くてペニス側への意識が薄いのかなと思いました。
トコロテンって精嚢を刺激することで発生するものであると同時に、ペニス側への意識もあったほうが発生しやすいです。
言うなればペニスを触らずにペニス刺激をするみたいな、ちょっと不思議な表現になるかもしれないけどそんな感じ。
もう少しペニス側へ意識を向けてあげると上手くトコロテンに持って行けるかもしれないです。
「トコロテンになりやすい人」と「ドライオーガズムになりやすい人」
「トコロテンになりやすい人」と「ドライオーガズムになりやすい人」ですが、トコロテンになりやすい人は射精への意識だったりペニスへの意識が強い方じゃないかなとぼくは思っています。
少しペニスを触っただけで射精してしまうようなタイプの方がいるとします。
そういう方ってアナル側からペニスを突くようなイメージ、ペニスを押し上げていくようなイメージでアナニーすると、実質的にアナル側からペニスを刺激しているみたいになって射精まで持っていけるんですね。
一方でペニスへの意識が凄く弱い方だったり、アナル刺激に集中できるタイプの人は射精せずにイクというドライオーガズムになりやすいんじゃないかと思っています。
深いドライオーガズムに入れる人なら一度は経験があると思うんですけど、アナルで快感を得まくってドライオーガズムに達した時ってペニスを触っても全く射精する気配が無くなるんですよ。
トコロテンとは逆の状態。
なので
- トコロテンになりやすい人→射精への意識やペニスへの意識が強い
- ドライオーガズムになりやすい人→ペニスの事を忘れ、アナルの快感に集中できる
という感じなんじゃないかなとぼくは思っています。
相談者さんはアナニーがかなり上手で、だからアナル側への意識が強くてペニス側の意識が弱いんじゃないかなと思いました。
精嚢を意識することも大事なんですけど、ペニス側へ意識を持って行くっていうのもやって欲しいです。
アナニー中の勃起
アナニー中に勃起しやすい人と、逆に勃起しにくい人がいます。
勃起しやすい人は男性型ドライオーガズムになりやすい傾向があって、勃起しにくい人は女性型ドライオーガズムになりやすい傾向があります。
あくまで傾向ですよ。
そして男性型ドライオーガズムとトコロテンってかなり似たところがあって、男性型ドライオーガズム状態から暴発的にトコロテンが発生することもあります。
なので精液を貯めた状態でペニスへの意識を持って、その上で男性型ドライオーガズムを楽しんでいるとトコロテンに移行しやすいかもしれないです。
少しだけペニスへの刺激を加えてみる
1つのやり方として、ペニス刺激を少し加えてからアナニーをするという手もあります。
ペニス刺激をする→射精の感覚が生まれてくる→手を放してアナル刺激をだけをする→射精の感覚が消えてきたらまたペニス刺激をする。
こんな感じで射精感っていうのを少し作りつつ、でもペニスを触った状態では射精をしないっていうのをやってみてください。
少し荒業ではありますけど、このやり方であればノーハンドの状態で射精まで持って行けますし、アナル刺激だけで射精をする感覚というのを掴みやすくなります。
後は下着女装などでペニスとショーツが少しこすれるような状態でアナニーをするのもお勧めです。
これであれば手を使わずに簡単にペニス刺激をすることができるし、とにかく興奮するので勃起しやすいです。
あとショーツに中出しする感じでイクとやばいくらい興奮するので一度はやって欲しい!
最後に。男性型ドライオーガズムとトコロテンについて
この記事内でも書きましたけど、男性型ドライオーガズムとトコロテンってかなり似ているし陸続きだと思うんですね。
両方とも射精のような快感があって、違いは精液が出ているか出ていないか。
なので男性型ドライオーガズムに到達しやすいアネロスヒリックスや、アネロスプロガスムなんかがトコロテンにお勧めです。
ディルドでもトコロテンできるんですけど、形によっては精嚢だったりペニスを裏側から突く刺激がやりにくい場合もあります。
ディルドって直腸をストロークするような形のものが多いかな。
アネロスと比べると、の話ではありますけど。
みんなドライオーガズムばかり目指しがちですけど、トコロテンにはトコロテン独特の気持ちよさがあるからぜひ楽しんでほしいんですよね。
この記事で紹介しているペニス刺激を少し加えるやり方はアナルイキしたことがない人でも手軽にオーガズムを楽しめる方法なのでぜひ試してみて欲しいです。
今回はドライオーガズムはできるけれども、トコロテンができないという方から質問を貰いました。
色んな方のお話を聞いていると「トコロテンになりやすい人」と「ドライオーガズムになりやすい人」が居て、相談者さんはドライオーガズムになりやすいけどトコロテンになりにくいタイプなのかなと思いました。