この記事ではアネロスという前立腺マッサージ器を中心に紹介しますが、ディルドだったり他のアナルグッズでも同じ話になります。
アネロスはサイズ的にも動きの良さ的にも刺激する場所を調整しやすいのでアネロスを使っている想定でお話しますけど、他の道具だったり指やペニスの刺激でも同じと思ってください。
まずこの記事を書くきっかけになったのがこのツイートです。
前立腺と精嚢って結構近い場所にありますし、前立腺よりも精嚢のほうが快感をつかみやすいから間違いやすいのかなって思っています。
前立腺ぉ含んだ解剖図。前立腺の中心領域ぉ狙ぇ!w❤️ pic.twitter.com/POiKAoiLrg
— あんずちゃんです♫アナニー、ドライオーガズムの公開研究室❤️ (@an_pink) February 20, 2019
1の前立腺を刺激してると思いきや、5の精嚢を刺激してるケースも結構あります。
精嚢刺激だとトコロテンしやすい。精嚢は射精での快感に近いから前立腺よりもピンときやすいんですよね。 https://t.co/CEAPnvDv66— アネドラ💞アネロスとドライオーガズムの話してる人 (@ene_dry) December 11, 2019
プロの方からもありがたいことにコメントを頂きまして、やっぱり精嚢を前立腺を勘違いされている方も多いようです。
というわけで今回は前立腺と精嚢の刺激の違い、ドライオーガズムを目指すならなぜ前立腺刺激をしたほうが良いのか、精嚢刺激の場合はなぜトコロテンしやすいのかなどを紹介していきます。
講習してて、精囊を前立腺と間違ってる人がめっちゃ多いです。 https://t.co/VhxMBh0SSX
— あやか@風俗テクニックDVD発売中 (@ayakachindesuno) December 11, 2019
目次
前立腺と精嚢刺激のオーガズムの違い
前立腺と精嚢によるオーガズムの違いについて説明をします。
射精をするときのドクドクした感じありますよね。
あれは前立腺がポンプのような役割になっていて、精液を外に押し出すときの感覚なんですね。
前立腺刺激を上手く行うと、そのドクドク感とイッた感じだけを生み出すことができて、でも射精はしていないという状態を作れるんです。
これがドライオーガズムですね。
一方で精嚢っていうのは精嚢液が溜まっている場所になります。
精嚢液っていうのは精液の約7割を占める液体なんですけど、精嚢を刺激することでペニス刺激なしでも射精を促すことができます。
これをトコロテンって言います。
なので
- 前立腺を刺激→ドライオーガズムしやすい
- 精嚢を刺激→トコロテンしやすい
ということになります。
ただし、前立腺刺激していてもトコロテンになる場合もある
ただし、前立腺刺激をしていても必ずドライオーガズムに達するわけじゃなくて、トコロテンになってしまう場合もあります。
逆に精嚢を刺激していてドライオーガズムに達することもあります。
これは両方の部位が近い位置にあるため、前立腺を刺激していても精嚢にも刺激は入りますし、その逆に精嚢を刺激していても前立腺に刺激は入ります。
また、アナル側の感度によって前立腺の感度が高ければ精嚢を刺激していても前立腺のほうが気持ちよくなりやすくてドライオーガズムになることもありますし、その逆もあります。
人間の体は機械ではないし人それぞれ体質や体格が違うので、前立腺刺激=ドライオーガズムに必ずなるわけではないということは覚えておいてください。
特にアネロスやディルドなどの道具を使ったアナニーの場合、前立腺1点を刺激しているわけじゃなくてアナル全体を刺激するからいろんな部位に快感が走ります。
「トコロテンしちゃったから、いま自分が刺激していたのは前立腺じゃないんだ」みたいな考えはしなくても大丈夫です。
トコロテンもアナニーの楽しみ方の1つ
アナニーと言えばドライオーガズムっていう考えの人もいるかと思いますが、ぼくはトコロテンもアナニーの楽しみの一つと思っています。
射精って男にしかできないし、トコロテンも楽しんだほうがいいと思いません?
というわけで前立腺と精嚢の区別はついたほうがいいけれども、必ずしも前立腺だけを刺激するべきみたいな考えは持たなくても大丈夫です。
アナニーも熟練してくるとドライオーガズムとトコロテンの使い分けができるようになりますし、ドライオーガズム後にトコロテンとかそういう2つの快感を楽しむやり方もできます。
彼氏のアナルを責めたい女子のみなさんも触る位置でオーガズムの種類を使い分けられるって知っておくとプレーの幅が広がると思います。
前立腺と精嚢を区別する方法
前立腺と精嚢を区別する方法を紹介します。
1つは触って確認することです。
前立腺は肛門に指を入れて精嚢より手前側にあり、クルミ大なんて表現をよくされる大きさをしています。
アナル開発をする前は気持ちよさよりもゾクゾクするような、くすぐったいようなそんな感覚のほうが強いと思います。
一方で精嚢は前立腺よりもう少し奥にあり、膀胱に近い位置にあります。
精嚢の刺激ってペニスの刺激に質感はぼくは似ていると思っていて、結構最初から気持ちよさっていうのは感じ取りやすいと思います。
だからアネロスなりディルドなりで刺激するとき、前立腺じゃなくて精嚢の気持ちよさを先に感じてしまう人って多くて、そのまま前立腺と精嚢を誤認したままになるんじゃないかなあと思います。
精嚢刺激の場合、膀胱への圧迫感を感じることもありますけれども、膀胱も開発が進むと性感帯になりますのでそれも覚えておいてくださいね。
というかアナルの部位はほとんど性感帯に変わるぐらいの感覚です。
アナニーで使う道具の話
アナニーで使う道具はアネロスをぼくはお勧めしていますが、他にディルドも前立腺や精嚢を刺激しやすいです。
アネロスは元々は医療用として考えられた前立腺マッサージ器ということもあり、素材も医療用プラスティックなどを使われていて安全。
前立腺に当たりやすいように設計されているところも魅力ですね。
ディルドはいわゆる疑似ペニスで、手で動かしたり吸盤タイプなら床や壁に固定して腰を振ってアナニーをします。
手で操作する場合は特に刺激する場所を調整しやすく、細身で長めのディルドであればアナニー初心者でも使いやすいです。
ディルドは安価なものが多く、アナニー入門にもお勧めですね。
アナルグッズというとアナルパールを想像される方も多いかもしれませんが、これはアナルパールを出し入れすることで直腸を刺激するというタイプが多く、前立腺とか精嚢を直接刺激するタイプっていうのは少ないです。
他に電動タイプのアナルバイブもありますが、振動タイプだとアナル全体に刺激が加わるものになりますので、ネクサスレボのようなスイングタイプが前立腺刺激にはお勧めです。
ヘッドを前立腺にあてがうだけで後は電動でスイングしてくれるので楽に楽しめます。
道具を使わずに指で刺激する方法もあるんですが、長時間アナルを触り続けるのって体が柔らかくないときついので道具を使うことをお勧めしています。
最後に
「アナニーするとき前立腺と精嚢を勘違いして刺激していませんか?」という内容でまとめさせて頂きました。
前立腺と精嚢を区別することでドライオーガズムやトコロテンを使い分けやすくなったり、アネロスやディルドを使う際も刺激する場所を把握しておいたほうが気持ちよくなりやすいです。
体の中のことなのでなかなか分かりづらいかもしれませんが、精嚢はすぐにでも気持ちよくなりやすいため、最初は前立腺の感度を上げることを意識してアナニーして頂けたら楽しみやすくなると思います。
前立腺やアナニーに関する記事もあわせて紹介しますので、ぜひ続けて読んでみてくださいね。
今回はアナニーをするときに前立腺と精嚢を勘違いして刺激している人が多いよっていう話です。
精嚢も性感帯の一つですので刺激したらダメとか、間違っているということはないんです。
ただドライオーガズム(射精無しのオーガズム)を目指すのであれば前立腺刺激を中心にしたほうが良くて、精嚢を刺激するとトコロテン(アナル刺激だけで射精すること)しやすくなります。
前立腺と精嚢の刺激の違いも含めて紹介していきます。